始める時期
赤ちゃんが大きくなってくると、次は離乳食のことを考えるようになります。離乳食を食べてくれないと、作り方が良くないのか、それとも赤ちゃんの具合が悪いのか、悩んでしまう母親も多いことでしょう。離乳食の時期がやってきてもなかなか食べてくれない赤ちゃんもおり母親は不安になることもあるでしょうが、これは赤ちゃんによって成長のペースが違うからです。離乳食の時期が他の子より遅いと悩むより、その子の成長にあわせて離乳食を始めてあげることが大切です。また、母乳で育てた子とミルクで育てた子では離乳食を始める時期にも違いが出ます。母乳にはバランス良く栄養が含まれているため、母乳で育った子は偏りなく栄養を摂取できております。しかしミルクで育った子の場合は足りない栄養素があるため、母乳で育った子に比べて離乳食を始める時期が早くなります。そのため母乳で育てた子の場合は少し遅くなる傾向にあるようですが、どちらにしても赤ちゃんがテーブルのごはんに手をだすなど、食事に興味を持つようになってから離乳食を始めればよいでしょう。
進め方
離乳食を進める目安は、赤ちゃんの便にあります。赤ちゃんの便の状態が普段からがどのようなものなのかしっかりと観察しておき、状態を見て離乳食を進めていくようにしましょう。一般的に母乳で育てた子の便はゆるいと言われていますが、実際はそうでもありません。離乳食を始めた途端に便秘になってしまう赤ちゃんがいますが、これは離乳食が赤ちゃんの消化能力を超えていることが原因である場合が多いようです。赤ちゃんの便秘には2種類あります。小粒のコロコロした便の場合、野菜の摂り過ぎが考えられます。お尻にこびりつくような粘土状の便の場合は、カロリーの高い離乳食を摂り過ぎていると考えられます。マニュアル通りに離乳食を進めていくと、赤ちゃんの消化能力以上のものを与えてしまい、夜泣きや便秘を起こす場合もあります。無理にマニュアル通りに進めようとせず、赤ちゃんの便を見ながら進めていきましょう。